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ダニアレルゲンは季節的変動があり、8月から12月にかけて大幅に上昇します。
ハウスダストアレルギーによる鼻炎や喘息、アトピー性皮膚炎は、多くの患者さんに見られる症状です。
これらの症状は、花粉症のように季節ごとに悪化するわけではないため、「通年性アレルギー」として知られています。
しかし、実は季節によって症状がひどくなることがあるのをご存じですか?
オランダの研究によると、ハウスダストアレルギーの原因の一つであるダニは、湿度が上がる季節に増えることが確認されています。
その結果、ダニの数が増えるとアレルギー症状も悪化することが報告されています。
さらに、研究者のThomas A. E. Platts-Mills氏らの調査によれば、8月から12月にかけてハウスダスト中のダニアレルゲンが大幅に増加することが分かっています。
特に夏の湿度が高い時期にダニが増え、それによってアレルゲンも増加することが確認されています。
ダニは湿気の多い場所で繁殖しやすく、家具や寝具の中に潜んでいます。
湿度が下がるとダニの数は減りますが、ダニアレルゲンはすぐには減少せず、数か月間残り続けることがあります。
そのため、8月からはダニアレルギーへの対策をしっかり行うことをおすすめします!
参考資料:Platts-Mills, T., Hayden, M., Chapman, M., & Wilkins, S. (1987). Seasonal variation in dust mite and grass-pollen allergens in dust from the houses of patients with asthma.. The Journal of allergy and clinical immunology, 79 5, 781-91 . https://doi.org/10.1016/0091-6749(87)90211-9.
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