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ダニアレルギーに対するアレルゲン免疫療法の副作用
1、口腔内局所反応;
軽度なものも含めて、口腔内が腫れる(16.9%)、口腔のかゆみ(14.5%)、のどの刺激感(2.9%)、のどの不快感(10.7%)、口の錯覚感(9.6%)、耳のかゆみ(7%)などの副作用が報告されています。
しかし、抗アレルギー薬などでの管理が可能な症状がほとんどです。お薬の濃度を増やしている時に生じることが多いとされています。
2、消化器症状(5%未満);
気持ちの悪さ、腹痛などの消化器症状が出ることがありますが、治療を継続することで消化器症状は軽くなってくることが多くあります。
3、鼻症状;
鼻水などの症状が出ることがあります。しかし、抗アレルギー薬などで管理が可能な症状がほとんどです。
4、重症の全身反応(ショック、アナフィラキシー)(頻度不明);
口の中のかゆみや唇の腫れなどに加えて、全身性の蕁麻疹や喘息症状または消化器症状が出てきた場合は、全身性のアナフィラキシー症状の可能性があります。そのような場合は、いそいで医療機関に受診する必要があります。
(参考;鼻アレルギー診療ガイドライン ー通年性鼻炎と花粉症ー 2016年版、アレルギー性鼻炎と舌下免疫療法 ENTONI No.193 2016年5月) -
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