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注目されている『嚥下障害(えんげしょうがい)』とは!?
嚥下障害とは、私たちの「食べる楽しみ」を「生きる苦しみ」に変えてしまう可能性のある障害です。
日本人死因の第3位である肺炎の多くは、嚥下障害によるものと考えられております。
嚥下障害になると、食べ物がのどに引っかかったり、気管に入ってむせたり、肺炎を繰り返してしまう可能性があり、脳卒中が原因であることが一番多いと報告されております。
脳卒中では脳の障害された部位や時期などによっても嚥下障害の重症度が異なります。
そのため、はじめは嚥下障害のために口からの食事を止められて、鼻からのチューブ栄養が行われている方の中でも、経過中に飲み込みの評価(嚥下機能評価)を行うと口から食べることができると判断される方が多くおられます。
嚥下障害でお困りの時は、『のどを専門とする耳鼻咽喉科による嚥下機能評価』を受けていただくことが推奨されております。
評価の結果、嚥下障害の重症度がわかるだけでなく、安全に口から食べることができるかどうかや、肺炎になる危険性や、推奨される食事の種類やリハビリや、薬剤治療の適応かどうかや、手術で改善する可能性があるかどうかがわかります。
こうした嚥下機能評価の取り組みは、チーム医療の中において、食事を提供する際の医療従事者や家族の安心や、入院期間の短縮にもつながります。
耳鼻咽喉科医として、在宅や高齢者施設入所中などで嚥下障害で悩む方の力になりたいと考えておりますので、ご質問がございましたら、お気軽にご相談ください。
(嚥下障害の評価ご希望の方は、お電話でご予約ください。)
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