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乳幼児の繰り返す急性中耳炎に「漢方」
急性中耳炎は乳幼児の上気道感染においてもっとも頻度の高い疾患の一つであり、
「約75%の子供達が2歳までに1度はかかります。」
さらに、「その約60%が急性中耳炎を繰り返す」と考えられております。
そのような「繰り返す急性中耳炎を予防する方法」として、
きわめて有効と考えられている「鼓膜チューブ」の他に、
「十全大補湯(ジュウゼンタイホトウ)」という漢方があります。
この漢方はについては基礎的・臨床的研究が多く報告されており、
「免疫機能を向上」させ、
「急性中耳炎にかかる回数を減らし」、
「鼻風邪にかかる回数を減らし」、
「抗菌薬の使用日数を減らす」
ことに効果があったと報告されております。
このように有効性の高い十全大補湯は、
漢方特有のまずさ度の低い薬剤ですが、
「なかなか内服できない」お子さんがおられます。
なんとか内服してもらう工夫として、
[1] 保護者の熱意を高める!
(大きく左右します。この記事が少しでも役に立つとよいのですが、、、)
[2] できるだけ少量の湯に製剤を溶いて一気にのむ!
(20〜30mlの湯に入れてかき混ぜ、
残った粒を電子レンジで約30秒加熱するといいようです。)
[3] お薬ゼリーや粘り気のある食べ物にまぜてのむ!
(ピーナッツバター、水飴、ジャム、コンデンスミルク、
溶かしたチョコレートなどに混ぜるといいようです。)
はかたみち耳鼻咽喉科では、ご希望がある方に処方しております。
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